ここは京都府綾部市郊外かんばやし地区、僕がここに農地を得て4年になります。
この村で土に触れ、村人たちに百姓を教わりながら生きてみて感じたこと……
それは土に触れ、土に生きることの素晴らしさと、営農の難しさ。

目の前から田畑を耕していたおっちゃんたちがどんどん居なくなって行く。
子どもや孫はこの田舎に帰っては来ない…農業の後継者が居ない……

このままではこの村からお米や野菜を作る人が居なくなる!
そんなことを痛感して、これは多くの方に知らせなきゃ〜!
って思ったのが百姓塾を始めたきっかけです。

里山で日本の田舎で連綿と続けられて来た農耕・稲作の文化は日本の食料を
支えて来ただけではありません、支え合い・助け合う村社会の営みが
村の鎮守の杜を守り、祭りを生み、歳時記を生み、日本人のこころを
育んで来ました。

農業が立ち行かなくなっている今、それは食糧危機につながるだけではありません
村社会の崩壊、日本人のこころを失う……そんな危機感さえ覚えています。

百姓塾は少なくとも3つのやり方で発信して参ります。
①リアルの「かんばやし百姓塾」綾部現地で実習をメインに毎月1回・第四日曜日に開催します。
②オンライン百姓塾・毎月第四金曜日の20時からzoom配信します。
③出張百姓塾・お呼びがかかれば全国どこにでも出かけて行きます。

里山、稲作、村を支えて来た村社会の存続を目指して活動・発信して参ります。
2024年 春 野田 尚